大麻と煙草　　　　　　　　平成29年６月

カナダでは大麻（マリファナ）は今迄も実質的に容認されていて、既に大勢の方がマリファナを吸引されておられる為、解禁される方向に進み、来年にも合法化されるそうです。この決定に国民も落ち着いた反応だったそうです。カナダ政府は「マリファナの合法化は、子供たちを危険なドラッグに近づけない為、そして金銭的利益を犯罪者に与えない為に必要な措置である。」と発表しているそうです。　　（日本の様に何事にも反対する、嫌らしい政党はいないのでしょう）米国でもアラスカ州・カルフォルニア州・コロラド州等８州で大麻は解禁されており、又医療目的限定の合法化は、アリゾナ州等２０州に及ぶ州で定めているそうです。ヨーロッパではオランダとドイツが大麻使用は合法で、フランスやイギリスは大麻の所持や使用は違法ですが、刑罰対象外として見逃される例が増えているそうで、合法化される日も近いのかも知れません。日本では、許可なく大麻を所持していた場合、懲役５年以下、営利目的で栽培していた場合は懲役１０年以下という刑罰が科されカナダ・アメリカ・ヨーロッパとは大違いです。昨秋、高木美保さんが大麻取締法違反で逮捕される事件がありましたが、もしかしたら高木さんは時代の最先端を走っていた為？「割を食った」と言えるのかも知れません。　　（私は存じ上ない方ですが、歌手の田中某氏も逮捕されました。）日本人には欧米コンプレックスの様な感覚がいつまでも残っている方が多いのではないでしょうか？。彼らの主張を無批判に受け入れる傾向がある様に思われます。　　　（高木さんや田中さんも欧米の真似をされたのでしょう。　　　マリファナなんど吸わずに、日本人なら煙草を吸えば良いのに。）禁煙運動も1998年WHOのブルントラント事務総長（ノルウェー人女史・元ノルウェー首相）が「煙草は人殺し」との強烈な禁煙運動を始めたのがきっかけで、日本でも禁煙運動が盛んになったのです。禁煙運動の様な馬鹿げた政策でも、無批判に受け入れる日本国民は多いのです。今回のマリファナ解禁の動きもやがて日本に波及する可能性は大きく、「煙草を止めてマリファナを吸おう」そんな時代になり、高木美保さん（田中氏も）が名誉回復出来る日も、近いのかも知れません。　調べてみますと、煙草よりもマリファナの方が健康被害は少ないとの説がありました。マリファナの健康被害など、どうでも良い事ですが、煙草の健康被害も何程の事もありません。私の父は煙草を吸い続けて胃癌で83才で亡くなりました、肺癌ではありません。煙草の悪影響など全く無かったのです。私も５０余年煙草を吸い続けていますが、今の所肺癌の兆候も、煙草が原因と思われるその他の疾患の兆候など全くありません。時々、医者の診察を受けViagraを処方して頂いていますが、薬を頂けると言う事は血圧・心臓・その他健康上なんら問題無しと、お医者様に太鼓判を押して頂いたような物です。この歳まで元気に過ごせたのですから、これから先８０歳や９０歳になって、煙草の影響で、肺癌で死亡した処で、そんな事どうでも良い事でしょう。50年～70年に渡り煙草を吸う事で、ストレスを解消し、豊かな心を保ち、穏やかな気持ちで過ごす事が出来た事の方が遥かに素晴らしい事です。どなたの説かは忘れましたが「煙草一日の吸引本数×年数」が400以上になれば肺癌リスクが高くなるそうです。私は若い頃は20本以上吸っていましたが、一応20本と仮定し20×52＝1,040になります。指数400の2,5倍です、既に肺癌に罹っていなければなりません。その上両切りのショートピースを吸っていますので、一本当たりのニコチンは2,3㎎タールは28㎎です。ちなみにメビウス１のニコチンは0,1㎎タールは1㎎です。ピースはメビウス1の23倍のニコチン・28倍のタールを含んでいるのです。私が52年間に吸ってきたピースをメビウスに換算すると、1040×23＝23,920の値になり、肺癌指数400の60倍になります。私はこれ程大量のニコチンを体内に入れても肺癌にならないのです。喫煙者で肺癌になる人もおれば、ならない人もいる。非喫煙者で肺癌になる人もおられる。この事実から肺癌の原因は煙草以外にあると考えた方が良いのではないでしょうか？。肺癌指数400などとは根拠のない数字で、煙草肺癌説は大嘘だとの私の説が正しいとは思いませんか？。　　　私は肺癌の原因は煙草などでは無く、車の排ガスやアスファルト・タイヤの粉塵だと考えています。又昔は車のブレーキパットやシュウにアスベストが使われました。これらの部品は消耗品ですので摩耗したアスベスト粉塵が道路周辺に大量に飛散しました。戦後の車の増加数と肺癌患者数の伸び率は見事に一致します。1980年代半ばブレーキへのアスベスト使用が禁止され、又1990年以降車の増加数の伸びが停止し、以降肺癌患者の伸びも止まりました車社会が肺癌の原因だと明白ではありませんか。（23年の虐めないで参照）　　　今国会においても受動喫煙対策が検討されていますが、店舗内を禁煙にするか喫煙可能にするかは、お店の自由裁量の範囲内だと思います。どちらの方が客の入りが多いか、お店が考え自由に選択すれば良いのです。客もどちらの店に入るかは自由選択です。私は、当然喫煙可能店しか利用しません。こんな事は法で定めたり行政や他人の関与する事では無いと思うのですが。仮に私の説（煙草無害説）が正しければ受動喫煙対策も必要の無い事です。単に煙草の匂いが嫌な方だと云うだけの事で、満員電車の中で餃子やお酒の匂い又香水や化粧品の匂いを撒き散らしている方と変わらないでしょう。私はその様な方の前の席に座った時は苦情など言わずに黙って席を外します。又エレベーターの中でオナラの匂いがしても我慢をするだけで、決して犯人捜しなど行いません。　　　　（非喫煙者への配慮は必要な事で、電車やエレベーターの中で　　　　　　煙草をすっても良いと言ってる訳ではありませんので。）　　　神戸では三宮駅から市役所前までのフラワー通りは全面禁煙になっています。市役所を過ぎ東公園（ルミナリエの起点になる公園）に来てやっと煙草を吸う事が出来ます。先日も花と緑に囲まれ裸婦のブロンズ像の前でスケベな妄想に浸りながら煙草を吸っていると、警備の方が来られ「禁煙区域が広がり此処も禁煙区域になりました。」と注意を受けました。私が見ていた裸婦像は戦後日本を代表する彫刻家「船越保武」の作品です。私のスケベな妄想とは、素晴らしい芸術作品を鑑賞すると言う事と同一です。人通りの少ない公園の緑の元で素晴らしい芸術作品を前に紫煙をなびかせ落ち着いた気持ちで鑑賞させて頂く、これほど至福なひと時はありません。この至福のひと時すら許せないと言うなら、銅像など公園に置かずに美術館の奥に隠して置けば良いのです。東公園には沢山のブロンズ像があり、本郷新の「老人」の像もありますが、彼は共産党員でありながら陛下から勲三等瑞宝章を受けています。共産党も嫌いですがこんな輩も嫌いなので、老人の像の前は素通りしています。三宮の山手は繁華街で人通りも多く喫煙出来るような所はありません。しかるに海側は東公園まで禁煙とは・・・国道2号線を越して税関前まで行かねば煙草を吸えないのです。なんと酷い事を、芸術を解せず、血も涙も無い方ばかりです！。そこまでして喫煙者を虐めたいのですか？。禁煙を唱える方々は鬼の様な方ばかりです。私達喫煙者は常に非喫煙者への配慮を行っていますが、非喫煙者の方々は喫煙者への配慮など考えた事も無いのでしょう。　　　　　　 72才になりましたが私も息子（チンチン）も元気にしております。流石にこの歳になればViagraの助けも必要ですが、息子が元気でおれるのはニコチンのお陰だと思っています。ニコチンが脳細胞（視床下部や脳下乗体）を刺激し、性ホルモンの分泌が活性化されているのです。お陰でいつまでも夫婦仲良く過ごしております。先日の同窓会の席でも、出来の悪い息子を持つ親の嘆きを聞かされましたが、アカンタレの息子を持っている爺は煙草を吸わない奴ばかりでした。　（私は両切り煙草ピースの濃いニコチンとタールを吸引し続けています。　　ニコチン即ち濃い二個のチンチンを常に補給しているです。　　皆様、私のチンチンがいつまでも元気な事に納得して頂けるでしょう。）又、歳をとると腰や膝を痛める方が多くなります。私の勤めている会社も年寄りが多く、腰痛や膝痛を訴える友達が大勢おられますが、私は腰も膝も全く痛みは無く元気そのものです。腰痛もホルモンバランスの崩れが大きな要因だと聞いた事があります。私の健康は煙草のお陰でニコチンが脳細胞を刺激し、バランスの良いホルモン分泌が行われているお陰だと思っています。煙草を吸っていた為、今年７２才で死んだとしても、煙草を吸わずに１００迄長生き出来るのと、どれ程の違いがあるのでしょうか？。元気を無くし勃ち上がる事も出来ず、おしっこをする事しか能の無い息子を連れて、後２８年も長生きした処で、そんな人生は面白くも何ともありません。私の余命がどれだけ残されているのかは分かりませんが、死の当日の朝まで煙草を吸い続け、地獄へ旅立ちたいと思っています。　（煙草を吸わなければ１００までチンコが勃つと言うなら話は別ですが・・・。）最近、セックスレスの若い夫婦が多いと聞きます。私には若くして性欲が衰えるなど、考えられません。禁煙運動の広がりとセックレスの蔓延は関連している事は、間違いありません。禁煙運動がおこなわれなかった時代、私が20～50代にはセックスレスの言葉さえありませんでした。煙草を吸わないから、日常生活で少しのストレスを受けただけでホルモンバランスが崩れ性欲が衰えるのです。政府は内閣府に少子化対策特命大臣を置き少子化対策に懸命ですが、そんな事より禁煙運動を止め、喫煙推奨運動を始める方が良いのではありませんか。　　　　煙草のめのめ、空まで煙せ　　　　どうせ、この世は癪のたね　　　　煙よ、煙よ、ただ煙　　　　一切合切、みな煙　　　　　　北原白秋私はマリファナなど、どうでもいいから、昔の様に煙草をもっと自由にそして安く吸える時代に早く戻ってくれと願っています。　（スケベな話から卒業しようと思ったのですが、やっぱりスケベ話に戻ってしまい　　ました。私は生来「品性下劣」な輩で、根っからのｽｹﾍﾞ爺の為、この病気からは　　逃れられない様でございます。色呆け爺の戯言ではございますが、皆様のご寛容　　の心を持ちまして、お許し頂けます様お願い申し上げます。）

野崎村と怪談乳房榎　（歌舞伎)
私は道頓堀の松竹座に時々観劇に行きますが、1,000人収容の劇場にも拘わらず喫煙室がありません。ビル外の小さな空き地をフェンスで囲った喫煙コーナーしか無く、風雨に晒され身窄らしい所ですが、仕方がないので幕間の休憩時間にはそこで煙草を吸っています。 14～5人で満員になってしまう様な狭い場所ですが、いつも７：３の割合で女性の方が多いのです。最近は男より女性の喫煙者が多いのでしょうか？。松竹座の職員の方に喫煙室を作って頂ける様、要望してみたのですが、私の意見に耳を貸して下さる職員は一人としておられません。　　歌舞伎の名場面には煙草（煙管）を使った場面が沢山あります。石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」の場面・助六の「煙管の雨が降るようだ」の場面、弁天小僧の「知らざあ言って聞かせやしょう」等々。又花魁の場面には長い煙管は必需品です。松竹は歌舞伎の心を忘れ顧客サービスとはなんたるかを忘れてしまった会社に成り果てました。５月中旬、歌舞伎「野崎村」と「怪談乳房榎」を観てきました。　　　（開演まで時間があり、家内の希望で心斎橋の喫茶ミツヤで「クリームあんみつ」を　　　　食べました。家内は「懐かしい味だわ、50年前と変わらない」と、いたくご満悦でした　　　　が、私には覚えがありません。　　　　家内はいったいどなた様とあんみつを食べたのでしょうか？？。野崎村は皆様ご存知の「お染久松」の物語です。お染を中村児太郎・久松を中村歌昇・お光を中村七之助が演じました。パンフレットには「三世實川延若より直伝されたる十八世勘三郎から習い覚えし」とありましたので、中村屋独自の演出があったのだと思いますが、私の様な素人には良く分かりません。又お染久松の話は野崎小唄（東海林太郎）や落語の野崎参りで良く聞く話で曽根崎心中(お初・徳兵衛）や、封印切りの（梅川・忠兵衛）の様な心中物と思っていたのですが、今回の劇中には心中場面はありませんでした。久松も愚かな男です。奉公先のお嬢さんと丁稚では身分が違いすぎ、結婚できない事ぐらいわきまえなければ、ましてや田舎には許婚のお光がいるにも拘わらず、お染を妊娠させるとは！。（男と女の仲、良くある事とは云え）最後の別れの場面、お光が父親にすがって泣き崩れる場面では、私も思わず涙してしまいました。久松の様な愚かで無責任・エエカゲンな男がどうしてお染やお光の様に若くて美しい娘にモテるのでしょうか？。　　（私も無責任でエエカゲンな男ですが、モテた覚えがありません。　　　こんな事を言うと又しても家内から「顔が違うよ、顔が」と言われそうです。　　　確かに私などより中村歌昇の方が数段男前な事は認めますが。　　　話しは変わり、息子の事ですが、成人後の事は分かりませんが、子供の頃や学生の　　　頃良くモテた様でいつも羨ましく思っていました。僕にもお裾分けして、とお願いしたい　　　位。私の息子にも拘わらず、私に似ずどうしてモテたのでしょうか？。　　　もしかすると、親父は私では無くミツヤのあんみつ男だったのでしょうか？。怪談乳房榎も勘三郎が何度も公演した事があり、中村屋の十八番とも言える演目です。勘九郎が菱川重信・下男正助・うわばみ三次の三役を早替わりで演じ、七之助が妻のお関、猿之助が悪役の磯貝浪江、を演じました。（三代目猿之助が復興させたケレンと言われた宙乗りや早替わりを、今では澤瀉屋以外の役者も演じる様になりました。）勘九郎の早変わりがこの芝居の見せ場です。特に滝に打たれ濡れながらの早変わりは面白く見せて頂きました。昔は冷房が無かった為、夏場の暑い時期には冷房替わりに本水の舞台が行われたそうです。私達の席は後方で水に濡れる事はありませんが、前方の席の方々には水除けのビニールが配られました。「勘三郎と勘九郎」、勘九郎は顎長で顔形はそれ程父親に似ているとは思えなかったのですが、今回の勘九郎の台詞（声）は勘三郎そっくりで、目を瞑れば勘三郎かと思う程で流石親子だなア～と、感心しました。この話も確かに磯貝は悪い奴ですが、お関が余りにも愚かすぎます。悪とは断固戦うとの毅然とした生き方がどうして出来ないのかと・・・・・女の弱さか？しかし母は強しとも言います。尤も強い女では面白い話にはならず、歌舞伎の演目にはならないのでしょうが。無責任でエエカゲンな呆け爺の言える言葉ではありませんが・・・？