敬老の日の台風 (追記)
9月19日は敬老の日で休日でしたが、台風14号が来襲し大変な敬老の日になってしまいました。
日頃の行いの悪い私は天罰を被ったのでしょうか?。
私には敬老の日では無く
荊牢の日、牢獄で荊の鞭打ち刑を受けた様な一日でした。

報道機関は
「これまでに経験した事の無い様な巨大台風で最大級の警戒が必要」風速50m/以上の強風が吹き大型トラックも横転するなどと恐ろしい事を言っていました。
いつもは人様の言われる事は疑いの目で見る臍曲がりの偏屈爺ですが、これには騙されました。
当日は宿直の勤務日です。月間6~7回の勤務ですが、よりによってこんな大型台風の日が勤務日に当たるとは、天罰を被ったとしか思えません。
強い雨風でしたが、宿直と雖も自分の仕事には責任を持たねばなりません。通勤途上でどの様な異常事態が発生するか分りませんので、カッパと長靴を持ち余裕をもって職場に着く様にと、一時間も早く出社しましたが、(車で10分程の距離です)何事も無く、カッパも長靴も使用する事は無く、車が横転する様な事もありませんでした。
一時間も早く出社したのは無意味な事でした。  
又、拙宅はマンションですので心配無用とは思ったのですが、念の為出勤前にベランダの小物は全て室内に移し、ガラスに養生テープを張り巡らしました。角部屋ですのでガラス戸が多く大変でした。
ところが神戸では被害は殆ど無く養生テープなど必要無かったのです。
大騒ぎした私は馬鹿を見ただけだったのです。(全て奥様のお指図ですが)
翌日帰宅後、テープを剥がし後片付けをしながら、これからは報道機関の大袈裟な台風情報など信用せず聞き流しておこう、と思いました。
イソップ童話のオオカミ少年の話と同様で、報道は大騒ぎしすぎなのです。騙された私も愚かでした。

  カエルの楽園               令和4年10月
図書館で百田尚樹著「カエルの楽園」お借りしました。
暇を持て余した私は度々図書館で徘徊を繰り返しておりますが、その折この本を見つけ、著者の百田氏の名前に惹かれお借りしました。
8月にお知らせさせて頂いた「ファクトフルネス」の様に予約して半年も待たされる程、評判になった本ではありません。
6年前に発行された本で、子供の童話の様な形式を取っていますが、我が国の現状を痛烈に風刺した童話で、ウクライナがロシアに侵略された様に、日本も中国に蹂躙されるのか?。と、読み進む程不愉快になり、それ程面白い本ではありません。
   
戦乱を逃れ難民となった二匹のアオガエルはツチガエルが住むナパージュ国にたどり着きます。ナパージュとはNAPAJ・逆に書けばJAPAN、日本の事です。この国には争いごとや戦いは無く平和な国でした。
二匹のアオガエルはこの国こそ楽園だと驚くのでした。
(ツチガエルはアオガエルと同じ様に小さな蛙ですが、褐色でイボガエルとも言い田舎の水田で良く見かける蛙です。)


ナパージュのツチガエルは三戒を守れば平和が保てると信じていていました。三戒とは
①カエルを信じろ②カエルと争うな③争う為の力を持つな。との教えです。記憶にも無い遥かな昔、他国との戦いがあり、その反省からこの様な戒が出来たそうです。

我々の日本国憲法前文及び9条と全く同じ状況ではありませんか。
①平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼し②国権の発動たる戦争と武力による威嚇、又武力の行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。③前項の目的を達成する為、陸海空軍はこれを保持しない。
我が国にも憲法9条を守れば平和は保たれる。憲法改正反対と金科玉条のごとく唱え、ナパージュ国のツチガエルと同じ考えの方々は大勢おられます。
我が国の憲法は敗戦後、戦勝国の米国から押し付けられた憲法です。
ナパージュ国の三戒もスチームボートから押し付けられた戒に違いありません。

ところがナパージュ国のツチガエル達は巨大なウシガエルの集団に侵略されウシガエルの餌食となってしまうのです。三戒を守れば平和が保たれると信じ、国土の防衛を忘れた愚かなツチガエルの物語です。
難民のアオガエル二匹は又々ナタージュ国を逃れる事になりました。


憲法改正反対を唱える方は、中世平安時代のお公家さんの考えと変わりません。お公家さんは死穢を嫌い武力を持たなかった為、刀伊の入寇(1019年)鎌倉時代の二度に渡る元寇(1274年・1281年)にも防御の戦いは現地の豪族や武士にまかせ、京都で神仏に祈願するだけでした。
千年も昔のお公家さんは神仏に祈り・ツチガエルは三戒を唱え・現代日本の護憲派は憲法9条を御題目の如く唱えるだけとは、・・・・・。
立憲民主党も死穢を嫌い、9条の御題目を唱えれば平和が保たれると信じる、現代版お公家さんで阿保・馬鹿の集団にしか過ぎません。

(憲法は昭和22年5月3日、米軍占領下で施行されました。当時共産党だけが9条の武力放棄の条項に反対したのですが、今では最も9条擁護に熱心です。不思議な政党ですね。
当時の日本政府も戦力放棄には不安を覚えましたが、占領下では如何ともしがたく、日本語に不慣れな米国を騙しGHQ(連合国最高司令官総司令部)作成の憲法草案に「芦田修正条項」を追加したのです。
「前項の目的を達成する為陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。」との項目です。前項の目的以外なら戦力は持てる訳で自衛の為の自衛力は持てると解釈し、現在に至っているのです。
僅か半年の短命内閣でしたが、芦田均総理は日本国民の恩人とも言える総理です。マッカサーやGHQは見事に芦田総理に騙されたのです。


面白い名前のカエルが沢山登場しますが、誰に当てはめれば良いのか、考えながら読めば面白く読めます。
難民のアオガエルの二匹はソクラテスとロベルトと言いますが、ソクラテスは思慮深いカエルでロベルトは普通のカエルとの意味だと思います。
ナパージュのツチガエル達はナポレオン広場で「謝
(あやま)りソング」を歌いますが、恐らく広島長崎の平和公園での原爆の歌や日本人の自虐史観を例えているのでしょう。
デイブレイクとは夜明けの事なので朝日新聞の事でしょう。ウシガエルは多分中国人の事で、ヌマガエルは朝鮮人の事だと思います。
ハンドレッドとは著者の百田さんの事でしょう。
スチームボートと呼ばれる鷲が出て来ますが、スチームボートとは蒸気船ですからぺりーの黒船の事で、鷲は米国空軍のシンボルですから、スチームボートとは米軍の事だと思います。
ハンニバルは象部隊を率いてアルプスを超えローマに攻め入った勇猛果敢・知力優れたカルタゴの将軍ですから、ハンニバル三兄弟とは陸海空自衛隊の事だと思います。
プロメテウスはギリシャ神話の神で人間に火の使用を教えてくれた神ですが、自民党の幹部、安倍元総理の事だと思います。
ローラは三戒を信じる心優しい乙女ですが、侵略したウシガエルに弄ばれ殺されてしまいます。

カルディアンが分りません。文脈から多分旧民主党の幹部だと思うのですが、どなたの事か分りません。この本が発行された平成28年は民主党から民進党に変わった時で立憲民主党は未だ発足せず、民進党の党首は岡田克也氏や蓮舫氏です。
カルディアとはメソポタニアの一地方の地名だそうで、カルディア人はバビロニア王国を建国しバベルの塔を造りましたが、神の怒りに触れ塔は倒れ国はペルシャに攻められ滅びました。しかし、どうしてカルディア人を民主党や民進党に例えるのか私には分りません。
もしかすると民主党や民進党、その後の立憲民主党の主張はバベルの塔の様な物で、理想を追い過ぎ現実性の無い不毛な理屈だとの意味、或いはやがて隣国に征服され国は滅びると、言っているのかも知れません。

デイブレイク(朝日新聞)とカルデアン(旧民主党)に洗脳・扇動されたツチガエル達はハンニバル
(自衛隊)の戦闘力を奪い、鷲(米軍)を帰国させ、プロメテウス(安倍総理)を排除し三戒を唱え平和を願います。
ハンニバルも鷲もいなくなれば、ウシガエルは少しずつナタージュに進入してきます。「茹でガエル」の諺の様に(カエルは水から徐々に温度を上げていくと、熱い事に気が付かず逃げる事をしない。)ツチガエルはウシガエルの脅威に気が付かず、少しづつ進攻され遂には全土を支配されてしまうのです。

ウシガエルに制圧されたナタージュ国では、デイブレイク
(朝日新聞)とカルデアン(旧民主党)はヌマガエル(在日朝鮮人)と共謀し、同胞のツチガエルを反ウシガエル派だと密告し、ウシガエルの餌として提供し、己だけが生き延びようとする卑劣な密告者となるのです。

他にマイクは放送局でテレビ司会者だと思います。プランタンは春の意味ですから村上春樹、リトルリリーは小さな百合ですから吉永小百合、だと思います。
フラワーズ、シャープパイプ、スーアンコは誰の事か私には分りません。
花々(若い芸能人グループの事でしょうか)・尖ったパイプ
(多分パイプ煙草愛用者)・四暗刻(麻雀好きな方)だと思いますがそこから先の推測が出来ません。

百田氏は、カエルの国の童話を書いただけで、ウシガエルやヌマガエルは特定の民族を指した訳ではありません。デイブレイクやカルデアンも特定の新聞社や政党を名指した訳でもありません。当然プランタンやリトルリリーも特定の人物を指してはおられません。
全て私が話を面白く読む為、勝手に想像しただけの事です。

     
続編「カエルの楽園2020」
続編も発行されていて、続いてお借りしました。
ソクラテスとロベルトは、タイムマシンにでも乗ったのでしょうか?。
一夜眠っただけで、ウシガエル(中国人)に制圧される前の平和なナタージュ国に戻りました。
驚いた事に豊かになったウシガエルが大勢ナタージュ国に遊びに来ていたのです。コロナ前、インバウンドと称して大勢の中国人が来日していた頃と同じ様な光景です。
(家内と温泉旅館に宿泊した時、大勢の中国人観光客も宿泊しており、余りにも喧しい彼等に閉口したものです。又大阪心斎橋筋を団体になり大声で我が物顔で闊歩する姿にも閉口しました。
コロナのお陰で彼等の姿を見なくて済むのは嬉しい限りです。)
そして最初の国と同じく三戒の教えを忠実に守っているのです。
ナパージュのツチガエルは、ウシガエル(中国人)やヌマガエル(朝鮮人)の悪口を言う事は三戒の教えに反し言ってはならないのです。しかし不思議な事にウシガエルやヌマガエルがツチガエルの悪口を言う事は表現の自由で許され、誰もこの奇妙な習慣に疑問を抱かないのです。
(日本の現状と全く同じで、百田氏は蛙の名を借りて日本の事を書いているのでしょうか。)

ハンドレッド(百田氏)だけは口汚くウシガエルやヌマガエルを罵るのですが、彼だけは変わり者として大目に見て貰っているそうです。


新しく多くのカエルが登場します。元老のツーステップ恐らく元自民党幹事長の二階敏博氏の事だと思います。イエストールは高須クリニックの高須克弥氏、バードテイクは鳥取出身の石破氏(バードは鳥取、テイクが分りません。バードストーンなら確実に石破氏ですが)、ノツボ(野壺)は元兵庫県知事の井戸氏、スモールグリーンは都民ファースト(緑がシンボルカラー)の小池都知事、デイアールはDR医者の事で、プロテクターズは誰なのか分りません。(プロテクターとはスポーツの防御用具ですから、防御する人とは自民党保守派の方々でしょうか?。)

ツーステップはツチガエルから賄賂を受け、親ツチガエル政策を取り元老の立場を利用しツチガエルの王様を招待しようとしています。
日本でも習近平を招待しようとの話がありましたが、恐らく二階が招待の音頭をとったのでしょう。
コロナのお陰で延期となり喜ばしい限りです。単なる延期では無く無期限延期若しくは中止となる事を願っています。
(習近平が尖閣列島を日本領と明確に認め、来日時には靖国神社に参拝し、香港やチベット・ウィグルの人権と自立を認め台湾の独立を認めるなら、招待する事に異を唱えません。
尤も中国人はウシガエルの様な嘘つきですから、嘘をつけない様に全世界に向け宣言させなければなりません。・・・・あり得ない話ですから習近平来日には断固反対です。)

私は和歌山県出身ですが、親中派と言うよりは媚中派と言うべき二階は売国奴の様に思え大嫌いです。

二階氏を売国奴の様に思う理由
①二階は平成14年和歌山県田辺市に江沢民の銅像を造ろうとしましたが、幸い田辺市民の反対運動でこの計画は頓挫しました。江沢民は平成10年訪日の際、宮中晩餐会に人民服で出席し、これだけでも礼儀をわきまえない男ですが、陛下の前で「日本軍国主義は中国人民とアジアの国々に大きな災いをもたらした。」こんな非礼な事を言った男なのです。又総理の靖国参拝にも文句を言い、日中友好では無く日本を支配下に置こうとしている様に思えます。そんな男の銅像を造ろうなどと、田辺市民ならずとも多くの国民がが猛反対するのは当然です。
②平成17年には、経済産業大臣の二階の斡旋で、年金福祉事業団が造った、那智勝浦町のグリーンピアの跡地100万坪を中国系のペーパー会社「ボアオ」に、10年で1億6千万円の賃貸契約を締結し10年後には無償譲渡するとの、とんでも無い契約を結んだのです。(ボアオ社と那智勝浦町の契約は経済産業大臣室で行われました。この契約に二階が関与したと私は思います。)
その後ボアオ社は契約の再開発事業を始めないので、那智勝浦町は契約撤回を申し入れましたが、契約書に不備があり那智勝浦町は1億7千万円もの違約金を支払ったのですが、関与したと思われる二階は責任を取っていません。
私は和歌山県出身ですから、和歌山の事は知っていますが、ほかにも沢山の売国的行為を行っているのでは、と疑っています。西松建設から違法な政治献金を受け秘書が起訴された事がありますが、表面化していない違法献金は他にも沢山あると思います。
昔、金丸信自民党副総裁が北朝鮮を訪問し、金塊を貰ったとの話がありましたが、二階敏博も中国から賄賂を受け取っていると、私は思っています。
金丸は政治資金規制法違反と脱税で起訴され、公判途中脳梗塞で死亡しましたが、33億円の所得隠しで27億円の追徴課税を受けています。金塊には田中金属の刻印があり北朝鮮から貰った物では無かったそうです。
二階氏の賄賂の件は私が思うだけで、証拠があるわけではありませんが、田中・竹下・金丸・小沢の元で法網をくぐる巧妙な資金集めを勉強したのでしょう。又小沢と共に自民党を離れますが、利あらずと悟れば小沢と離れ自民党に復党するなど、道義心もモラルにも欠ける男です。政治を私物化し息子を御坊市長選に立てますが御坊市民の反感を買い落選しました。又真偽の程は不明ですが二階氏の奥様は中国で臓器移植手術を受けたとの話を聞いた事があります。もしかすると奥様と体質の適合したチベットかウィグルの人から臓器を買ったのかも知れません。

二階とはこんな男です。売国奴と言わずば何と言うのでしょうか?。


しかし、新しい感染症がウシガエルの国に発生しましたが、ナタージュ国ではチェリー問題(桜を観る会)が大問題になり、マイク(テレビの司会者)とデイブレイク(朝日新聞)とカルデアン(立憲民主党)は連日この問題でプロメテウス(安倍総理)を追及し、ウシガエルの入国制限等の初期対応が遅れたのです。
初期対応が遅れたナタージュ国にも感染症は入り込み大騒ぎとなり、感染防止の為ウシガエルの入国制限だけでは無く遥か西の国のカエルの入国も制限し、国内でも外出制限を強化した為、多くのツチガエルは飢えて痩せ衰えてしまいます。
(以降のドタバタ喜劇(悲劇)は日本でのコロナ騒ぎと同様でした。)

その後の展開は二つに別れ、①国力の衰えたナタージュはウシガエルに制圧された哀れなナタージュとなります。心優しいローラも三戒を信じながら餓死してしまいます。②プロメテウスの大英断で外出制限を解除しウシガエルとの交流を禁止してナタージュ国を見事に復活させました。
との、二つのストーリになります。

この本が書かれたのは令和2年6月です。丁度アベノマスクが配布されている頃です。アベノマスクには批判が多かった様ですが、私は適切な対応だったと思っています。(令和4年2月・アベノマスク参照)
その年の秋には安倍総理は辞任され、菅総理・翌年には岸田総理と代り、米国大統領もトランプからバイデンへと代りました。
ウクライナでは戦争が始まり、台湾情勢も目が離せません。二年余りで世の中は激変してしまいました。
安倍元総理は射殺され、ナタージュ国の第2のストーリー、ナタージュ国の復活の様な話は期待出来ません。
岸田総理に期待すべきなのでしょうが二階を党の要職から外した事は評価しますが、親中派の林外務大臣(本人は知中派と言っていますが)を罷免する位の事をしなければ信頼出来ません。