映画の予告編かと思ったのですがそれにしては画像が稚拙です。
大暴れした後「だって私達元気なんだもん」、「元気あふれる神秘の健康力」と高麗人参のコマーシャルが続きました。
爺さんが薬を飲み、真っ赤な目をしてウオーウオーと叫び走り回っている画像もあり、「あくまでイメージであり、こんな事にはなりませんが。」との追加説明までありました。
高麗人参を飲めばこんなにも元気になると言う事でしょう。健康食品と言うよりは強壮剤・精力剤のコマーシャルで、爺の萎びたチンチンも逞しく反り上がり臍を打つ程元気に成るとの事でしょう。
(今どき時代劇を観るのは年寄りだけですから、年寄りに的を絞った強壮剤のコマーシャルでしょう。)
私は以前、試供品のマカを飲んだ事はありますが、服用期間が短った所為か効き目はありませんでした。今はバイアグラやシアリスがありますので、マカや高麗人参に興味はありませが、老いると元気が無くなりウオーウオーの爺さんの様な逞しいチンチンには誰しもが憧れるのでしょう。
（平成30年3月の「老いて益々壮ん」の頁で、80歳の爺さんが60代の婆さんを二人も相手に頑張っておられましたが、彼はマカ・人参・バイアグラのいずれを飲んでいたのでしょうか？。）
精力増強剤のコマーシャルならゴリラやパンダは役不足ではないでしょうか。
ゴリラは巨体にも拘わらずペニスは人間の小指以下の3㎝で、交尾時間は１～２分にしか過ぎません（動物行動学者竹内久美子説）。人間ならそんな短小早漏男では、お姉さんは欲求不満が残り二度とお相手して頂けません。
（猫や兎の様な小動物では無く、大きな図体のゴリラが小指以下のペニスで楽しい交尾が出来るのでしょうか？。馬並みとは言わずともせめて人差し指か中指位の大きさは必要だと思うのですが。
門口で医者と親子が待っている。（江戸破礼句）薬指と親指・小指は門口で待たされ、人差し指と中指だけが門内に入れて貰えるのです。）
パンダに至っては牝の発情期間は年間２～３日しか無く、交尾は難しくめったに交尾出来ません。（パンダのペニスは７ｃｍ）
3年前上野動物園で双子のパンダが生まれたそうですが、4年ぶりの出産とは、逆に考えれば3年もの間交尾出来ず、セックスレス・EDの状態だったのです。
南紀白浜のﾜｰﾙﾄﾞｻﾌｧﾘｰではパンダの赤ちゃんが度々生まれますが、それでも飼育員の方はパンダの繁殖は非常に難しい、と言っておられます。
ゴリラ・パンダ共に「だって私達元気なんだもん」と暴れる事は出来ても交尾に繋がる性力が強い訳では無く、ウオーウオーと叫び走り回っている爺さんの方が遥かに精力絶倫で元気があります。
高齢者の絶倫男の記録は、10年程前ですがインドで96歳のラマシード・ラグハム氏は精力増強剤など一切使わずに男児が生まれたそうです。
そんな高齢でも未だ勃起しセックスが出来るとは、私にも夢と希望が湧いてまいります。（奥様は50代だそうですので、若い女性相手なら精力が湧き上がるのでしょう。）
老いて尚精力絶倫夫婦は、旧約聖書で最初の預言者と言われるアブラハム夫婦が筆頭です。妻サラとの間に子供は無く、76歳で妾ハガル（奥様公認の女奴隷）との間に息子イシュマル（イスラム教の祖）を儲け、99歳で包茎手術を行ない100歳で90歳の妻サラとの間に息子イサクが生まれます。妻サラは127歳で亡くなり（アブラハム137歳の時）、後妻のケトラとの間に6人の子供を儲けアブラハムは175歳で亡くなります。
（99歳とは並みの爺ならチンコは勃起せず小さく蹲り小便用器官に過ぎず、包茎手術など必要ありませんが、彼は性欲旺盛、衰えを知らぬ化け物の様な爺で、137歳を過ぎ6人もの子供が出来るとは、セックスマシンの様な爺です。
聖書によればアダム（930歳）からノアの箱舟のノアまでの10代の内7人までが900歳以上の長寿で、残りの3人も365歳777歳895歳と驚異の長寿家系です。ノアも500歳で息子セムを儲け600歳で箱舟を作り950歳迄長生きしたそうです。
アブラハムの１７５歳はむしろ短命なのです。ノアからアブラハム迄更に10代を重ねましたので、長寿遺伝子も効果が薄くなってきたのでしょう。
アブラハムからキリストの父親役の大工のヨセフ迄ダビテやソロモンを挿んで41代となり、ヨセフは90歳でマリアと結婚しますが、キリストがヨセフの子で無い事を認めていますのでヨセフにはご先祖様の様な精力は無かったのでしょう。それでも111歳まで長生きしています。アダムやノアの様な長寿・強精の遺伝子も代を重ねるごとに薄れていったのでしょう。)
(預言者とは神の言葉を預かりそれを伝える者との意味で、予言とは異なります。）
アブラハム100歳サラ90歳で子供が出来るとは！！。アブラハムも凄い爺ですが、サラも超高齢出産で化け物並みの婆です。夫婦共々精力絶倫（性力絶倫）と言わずばなんと言うのでしょう。
アブラハムは真正包茎だったので性交の絶頂感を知らず射精する事が出来ず、精液は溜りに溜っていて、包茎手術後それが溢れ出したとしか考えられません。サラも包茎男との性行為では真の喜びを得る事が出来ず、欲求不満が残っていましたが、包茎手術後真の喜びエクスタシーを知り、喜びのあまり若返り妊娠可能になったのでしょう。精液には若返り効果があるのかも知れません。（世の婆様方、若返りをお望みでしたら私は喜んで協力させて頂きます。）
（旧約聖書では膣外射精や自慰を罪としていますが、薬効灼（あらたか）な精液を無駄にするな、と言う事なのでしょう。ニューヨーク州立大学の研究では、精液には鬱緩和の効能があるそうです。
神はアブラハムに「貴方方は自分の包皮の肉に割礼を受けねばならない。」と包茎手術を命じたのです。神に命じられなくとも自分のチンコは他人と形状が異なると包茎に気が付き、若い内に手術をすべきです。ユダヤには裸で大浴場に入浴する習慣が無いから、他人のチンコと比べる事は無かったのでしょうか。和歌山には「紀州の連れション」と称して野山で友達と並んで放尿する習慣がありましたが、彼は幼い頃友達と小便の飛ばし合いをした事も無かったのでしょうか。又、旧約聖書レビ記には「同性愛にふける者は死刑に処せられる。」と書かれていますので、信仰心厚いアブラハムは同性愛の経験も無く、他人のチンコを見た事は無かったのでしょう。
後に、妾ハガルと子供イシュマルは砂漠に追放されましたので、アブラハムの子供では無くハガルの不倫の子だったのかも知れません。
（イシュマルの誕生はアブラハムの包茎手術前ですから射精出来なかったのかも？。ハガルも包茎男とのセックスでは絶頂感が得られず欲求不満が残り、他の男を求めるのも責められません。
後にケトラとの間の6人の子供も追放されましたので、流石に137歳を過ぎたアブラハムの子供では無くケトラの不倫の子だったのかも知れません。）
二位の絶倫爺はトーマス・パーです。オールド・パーとの英国のウィスキーがありますが、102歳（105歳説も）で強姦罪で服役し（女性は妊娠）152歳まで長生きしたトーマス・パーを国王（チャールズ一世）が長寿と強精を称えサー（騎士）の称号を与えたので、出来たウィスキーです。
（年齢を詐称し実年齢は70代だとの説もあり、生まれた子供が絶倫男だとの記録はありません。）
アブラハムとイサク オールド・パー 蓮如上人
残念ながら日本では90歳～100歳の絶倫男の話は聞いた事が無く中村富十郎氏が74歳、上原謙氏が71歳で父親になり、市村正親（６３）アントニオ古賀（６３）三船敏郎（６２）と続きます。
（神代の昔話ですが、大国主命はスセリヒメ・ヤガミヒメ・他大勢の妻を持ち180人もの子供がおられたそうです。1５歳から７5歳の６0年とすれば毎年３人もの子供を儲けたのです。毎日の食事の様に小作りにも励まれていたのでしょう。食事の様なものなら毎回メニューを変えたくなるのは当然で、50余年同一メニューを戴き続けてきた私には羨ましい限りです。）
日本での高齢の父親は浄土真宗の中興の祖と言われる蓮如上人（１４１５～１４９９）の右に出る者はいないと思われます。生涯に5人の妻を娶り27人の子供を儲け84歳で亡くなりますが、第5婦人の蓮能とは71歳で結婚し84歳で死ぬまでの13年間で7人の子供を儲け、最後の子供「実従」は83歳の時の子供です。
蓮能は21歳で結婚していますので、蓮如は孫の様な若い娘と再婚したのです。羨ましい限りです。
「老いて益々壮ん」とは蓮如上人の事だったのです。
蓮如上人は高麗人参や生卵・スッポン・鰻・牡蠣・等を食べていたのでしょうか？。（令和5年2月の金の玉参照）
（一休和尚は蓮如より20歳程年上で、宗派は異なりますが仲が良かったようです。スケベ同志で気が合ったのでしょう。お二人だけの時は下ネタ談義に花を咲かせておられたのかも？。
一休は78歳で、盲目で40過ぎの森女と同棲しスケベな漢詩を沢山残しています。（狂雲集）
谷崎潤一郎は性能力が無くなり、77歳で息子の嫁の颯子の足を舐め踏みつけられて喜ぶ変態爺になりましたが（瘋癲老人日記）、作家よりも坊主の方が精力旺盛なのでしょうね。
「老いらくの恋」との言葉を残した河田順は67歳で40歳の鈴鹿俊子と不倫のうえ再婚しましたが、若い俊子に合わせる為強壮剤を捜していたそうで、一休や蓮如程の精力は無かったのでしょう。河田は大阪での生活が長かったので石切さんの坂本漢方の「赤マムシ」を取り寄せ飲んでいたのかもしれません。鈴鹿俊子は平成20年99歳迄長生きされましたが、河田が赤マムシを飲み頑張ったお陰で、精液をたっぷりと受け入れた効果があったのでしょう。）
この歳で子供が欲しいとは思いませんが、アブラハムや大国主命とは行かずともせめて蓮如上人や一休禅師の様に死ぬまでお姉さんと楽しく過ごしたいものです。
（十九・二十歳の娘さんなどとそんな贅沢は申しません。五十ゴザ掻き・六十夢中に・七十泣いて喜ぶ・八十張り切って・と申します。そんなお姉さんにお会いしたいものです。）
ラジオでパーソナリティーを勤めておられたアナウンサーの小山乃理子さんがお亡くなりになられたそうです。享年82歳との事で謹んでお悔み申し上げます。（通称「ノコさん」）
私は時々ラジオ放送を聞く位でしたが、家内の姉は寝屋川高校の同級生で共にバレーボール部員だったそうです。当時は家内も時々お会いした事があったそうで、熱烈なノコさんフアンでラジオ関西やＡＢＣラジオのノコさんの放送は欠かさず聞いていた様です。
神戸の六甲アイランドにお住まいと聞いた事はありましたが、同級生の妹というだけでお伺いするのは憚れますので、お会いする事はありませんでした。メリケン波止場だったと思いますが、催し物があり（神戸祭りだったのかも）乃理子さんが司会をされておられ、家内と拝聴した事がありました。
親戚友人にもお亡くなりになられる方が随分多くなりました。
今年はいたく老いぞ死にける
明日はわが身か。最近肩がこる事が多いのですが、死神様が鎌を持ち背中に乗っておられるのかもを知れません。
大伴旅人は妻を亡くし悲痛な歌を詠んでいます。（萬葉集）
世の中は空しきものと知る時し
いよいよますます悲しかりけり
その旅人はこんな歌も詠んでいます。
生けるものつひには死ぬるものにあらば
この生（よ）なる間（ま）は楽しくあらな
私も旅人の様に死神様の事など忘れて、今日一日を楽しくお気楽に過ごして行きたいと思っています。