お釈迦様                  平成27年11月

                  
      お釈迦様  明治14年の1円札・神功皇后     聖母マリア

今昔物語の天竺の部に、お釈迦様が釈迦族の王子シッダールタとして生まれる前の前世での面白い話があります。

お釈迦様は前世においても王子様
(シッダールタ)で奥様もヤショーダラーでした。  (前世でも同じ名前で又奥様も同じ女性だったのです。)
ある時父王の怒りにふれ、奥様
(ヤショーダラー)と共に城から追放され放浪の旅に出ます。
そんな時、荒涼とした地に迷い込み何日も食べる物が無く、二人で困り果てていましたが、やっと一匹の亀を見つけます。 早速煮て食べようと、
シッダールタは薪を捜しに、ヤショーダラーは水を捜しに出かけます。所がヤショーダラーはなかなか帰って来ません。待ちくたびれたシッダールタは亀を焼き始めました。たちまち周りには肉の焼ける良い匂いが立ちこめます。あまりの空腹の為シッダールタは我慢出来なくなりつい一口食べてしまいました。それでも奥様は帰ってきません。・・・・・・又一口と・・・・・・・
やがて奥様は水瓶に水を汲みやっと帰ってきましたが、その時には亀の肉は食べ尽くされ甲羅だけが残っているばかりでした。・・・・・・
奥様のお怒りは凄まじいものだったそうです。
   
(シッダールタは結婚し未だ日が浅く、奥様の怖さを充分には認識されていなかった
   のでしょう。私は結婚後40余年、今ではどんなにお腹が空いていようとも奥様より先に
   食事を頂くなどと・・・・・・そんな恐ろしい事はとてもできません。)

その後父王様がお亡くなりになり、王子様はお城に戻り王位を継承する事が出来ました。金銀財宝と山海の珍味に囲まれた豪奢な生活にも拘らず奥様は生涯「亀の一件」を許してはくれなかったそうです。
  
(女の人の食べ物の恨みは凄まじく、又しつこく何時までも覚えています。
   ・・・私も叱られた覚えがありますが、・・・・貴兄も同様でしょう?)


生まれ変わったシッダールタ
(お釈迦様)は29歳の時出家し、お城を出られたのですが、残されたヤショーダラー(奥様)は地団太踏んで悔しがり、夫を口汚く罵ったとの事です。
  
(私の奥様は生まれ変われば私なんかと結婚しないで、もっと男前で金持ちで優しい
  男と結婚すると常々言っておられます・・・。それに比べ、ヤショーダラーは何故??・・
  ヤショーダラーは前世での亀の恨みが未だ残り、嫌な思いを引きずりながら何故シッダ 
  ールタと結婚したのでしょうか??ヤショーダラーは凄まじいサディストだったのに違いあり
  ません。夫をロープで縛り、鞭で打ちすえ、ロウソクで責め、と前世の恨みを晴らし、虐
  めて喜んでいたのでしょう。たまりかねたお釈迦様は自由と安穏を求めて家出したのが
  真相で、奥様から離れる事で悟りを得る事が出来たのかも知れません。
  私も思い切って家出でもしておれば、もっと真ともな人間になれたのかも知れません?。)

お釈迦さまは出家後6年の厳しい修業の後ブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開かれるのですが、時を同じくして奥様
(ヤショーダラー)には長男ラゴーラが生まれます。奥様はお釈迦様が悟りを開かれる迄出産を遅らせ、悟りと同時に出産されたとの事です。
妊娠期間6ヶ年・・・・・・・何を馬鹿な事を!!
私は仏教徒ですが、こんな話はとても信じる事が出来ません。
  @お釈迦様は私の様なエエカゲンな男で、厳しい修業などとは口先
    だけで、奥様との
    SM生活、痛苦とそれにも勝る官能の喜びが忘れられず、度々お
    城に帰りSMプレイを
    楽しんでおられたのでしようか?。
   A若くて美貌のヤショーダラーは出家し家出した亭主の事など忘れ
    て、新しい恋人を見つけたのでしょうか?。
お釈迦様が私の様なエエカゲンな男の訳はありません。ましてや折角逃げ出したのにサディストの奥様の元へと戻る事など考えられません。
奥様は新しい恋人を見つけられたのだと思います。お釈迦様が悟りなど得ないで、どっかで野垂れ死にでもしてくれたら奥様は苦し紛れの嘘などを言わなくとも良かったのです。・・・お釈迦様も罪な事をなさいます。

 余談ですが
お釈迦様は前世では奥様の食事を食べてしまう程自制力の無い男だったので、厳しい修業などしていたとは思えません.。しかし生まれ変わった後、29歳で出家し,たった6年の修業で悟りを開かれ、80歳で入滅されておられます。入滅とは釈迦如来になられたのだと思いますので、出家から僅か51年で王子から釈迦如来になられたのです。他の仏様等と比べ卓越した凄い能力だと思います。
それに比べ阿弥陀如来様は菩薩から如来になるのに何百億年も修業されたのです。
(10月の蜘蛛の糸ご参照) 弥勒菩薩様はこれから56億年、観音菩薩様も如来に成られる為に、これから後数百億年の修業を続けられるとの話を聞いた事があります。
普賢菩薩・文殊菩薩・地蔵菩薩・妙見菩薩・・・・他にも菩薩様はおられると思いますが皆様後何年修業を続けなければならないのでしょうか??・・・・・・・

如来様は釈迦如来・阿弥陀如来だけでは無く大日如来・薬師如来とおられますが、どうして菩薩様達の修業を助けてあげないのでしょうか??
釈迦如来はたった51年の修業で習得出来た技を何故苦労している他の菩薩に教えてあげないのでしょうか?私には分かりません。後輩に数百億年もの修業をさせるとは??虐め以外の何物でもありません。人間世界にも後輩の出世を妬み虐める奴はおりますが、極楽でも同じ様な虐めがあるのでしょうか??。
菩薩様にとっても、何時終わるとも分からない修業を何百億年も続けておれば、心も歪み私などとは比較にならない程の、偏屈でいじけて嫌みな菩薩になられるのでは・・・・・?
極楽もそれ程、住みよい所ではないのかも知れません。

日本にも妊娠期間を延ばした話があります。神功
(じんぐう)皇后は三韓征伐の折、夫の仲哀(ちゅうあい)天皇の死亡後15ヶ月後に応神(おうじん)天皇をお生みになられています。出産を遅らせる為にお腹に月延石(つきのべいし)を当てお腹を冷やしたそうですが、この話も信じられません。
京都の月読神社等三か所に月述石が奉納されているそうです。
応神天皇は誉田別命
(ほんだわけのみこと)とか八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)と言われ全国の八幡神社で祀られています。

仲哀天皇は日本武尊
(ヤマトタケルノミコト)の子供ですが、天皇は神功皇后に殺害されたのだと、私は想像しています。
天皇家には申し訳ないのですが、天照大神・神武天皇の皇統は仲哀天皇で断絶し、応神天皇から新しい王朝が始まったと、私は思っています。
  ・・・・・・・応神天皇の父親は誰だったのでしょうか?
       武内宿禰が親父の可能性は??・・・ゲスの勘ぐりですが
  
冒頭で紹介させて頂きました明治14年発行の一円札で神功皇后の肖像は日本で最初に紙幣に登場した肖像画です。

  

キリストの生誕話・聖母マリアの処女懐胎説も信じられません。
  
(聖霊により身ごもったなどと嘘に決まっているでしょう、それともアメーバーの様に
   無性生殖だったとでも・・・キリストは単細胞生物だ、とでも言うのでしょうか?)

ユダヤの方々は旧約聖書を信じています。当然モーゼの十戒の七番目「汝姦淫するなかれ」を信じていたはずで、マリアは戒律を破り神との契約を犯した女性・イエスは父無し子として、当時のユダヤ社会には受け入れられず、差別され虐められたのに違いありません。何時までも続く厳しい虐めの為、神との契約を破ったマリア母子には救いは無い事・「旧約聖書では救われない事」を、キリストは理解したのです。
マリアとキリストが救われる為には旧約を捨て、新しく神と契約を結び直す必要があったのです。そうしてキリスト教・新約聖書が出来たのだと思います。

又「神の子イエス」と言われます。
(父なる神と子なるキリスト)
イエス様の親父は神様”GOD”だったのです。
GODは処女マリアを強姦したのです。GODは助平な強姦魔で、妊娠したマリアを捨て大工のヨセフに押しつけ、夫としても父親としても実に無責任な輩だったのです。そんな神様ならマリア様の他にも強姦被害に遭われた女性はおられたはずで、キリストの腹違いの兄弟姉妹は大勢おられたのに違い無いと私は思っています。
キリスト教を信じておられる方々は、とんでもない神様を信仰されておられるのではないでしょうか?
   
(明治時代GODを神と訳しましたが誤約だ言われる方もおられます。
   日本には八百万(やおよろず)もの神々がおられ、仏様も如来・菩薩・明王・天・・・・
   とあまたの仏様がおられます。神と訳したため、GODもキリストも八百万の神々の内の
   一人となってしまわれたのです。
   キリスト教伝来時、デウスを天主と訳し天主教と言われましたが、このままの方が
   日本古来の神々や仏様とは、異なる教えだと理解出来たのかも分かりません。
   デウス・ゴッド・ヤハゥエ、同じ絶対神の事だと思うのですが、私には関係が良く
   分かりません)

キリスト教原理主義者
(ファンダメンタリスト)は聖霊説を素直に受け止めておられるのでしょうが、信仰心は薄くその上臍曲がりの私は、何事も斜めから又裏からと、考えてしまいます。
・・・しかし私もキリスト教に改宗し神様を見習い強姦爺に・・・などと妄想もしています。もしかすると私の名前を冠したお酒が出来るかも知れません。
        
27年6月 オールド・パー参照
今昔物語にも処女懐妊の話があります。若い旅人が畑のカブラを見て淫慾がわきカブラの中をくり抜きそこえ射精し、そのカブラを食べた村の娘が妊娠しました。数年後二人は目出度く夫婦になりましたが、カブラ相手ではチンチンが痛くてマスタベーションなど出来るとは思えません、せめてコンニャクでないと。この話も本当は村娘の太股やお尻をカブラに見立てた強姦話だと思うのですが。

私、仏教にもキリスト教にも又神道にも薄っぺらな知識しかありません。
此処に書かせて頂いた事柄も、充分な知識に裏打ちされた事ではありません。浅学菲才の輩が勝手な思いを綴っただけですので、あまり深く追求しないで頂ければ幸いです。


 主夫業はたいへん              平成27年11月

今年1月の謹賀新年の項でお知らせさせて頂きましたが、私は今主夫業の勉強をしています。・・・・(本当はさせられています。)

私の母又家内の母も70歳でお釈迦様か阿弥陀様かは存じませんが
お迎えが来られあの世とやらへ旅立ってしまわれました。
私共夫婦も古希を迎え、母の亡くなった歳まで生きる事が出来ましたので、お互い何時お迎えが来てもおかしく無い歳になってしまいました。
私も、昨年5月の誤嚥・7月の耳鳴り・8月の歯目摩羅のページでお知らせさせて頂いた様に情けない爺になってしまい、最近は更に白内障も加わってまいりました。
来年は運転免許証の切り替えの予定になっていますので、その前に白内障の手術をする事になると思います。
   
(それまでにお迎えが来なければの話ですが)
家内もこの歳になりますと、何かと体調のすぐれない事もある様で、お休みされる事が多くなりました。
その為家内が先立った後の私の生活を心配して下さり、家事の出来ない私に家事全般の指導をして下さるのです。有り難い事でございますが、
そんな先の先まで心配されるとは・・・・?。
   
(稼ぎの悪くなった亭主を家事労働でこき使う為の方便かと思うのですが、恐ろしくて
    確認など出来ません。家事をする事により私がこれ以上呆けない様にとの暖かい
    ご配慮だと思う事にしています。
    しかし煙草や酒を止められない私の方が先に逝くのは間違いありません。
    家事の勉強をした所で無駄になるのは間違い無く、家内の暖かいご指導が
    逆に恨めしく、情けなく思っているのですが。)


家内は何事につけても先の先まで心配してしまう様です。
しかし健康問題など心配しても、人間は遅かれ早かれ必ず死ぬのです。
人間の死亡率は100%なのです。
幼いお子様や若い方々が亡くなられるのはお気の毒ですが、年寄りは何時死んでも良いのです。むしろ早く死んであげた方が年金や健康保険の負担が少なくて、子供や孫にかける負担が少なくて済むのです。
70を過ぎた私達夫婦は100まで生きようが、今死のうが、大きな問題ではありません。又癌で死のうが脳出血・心筋梗塞・・・・・etc。
死因など、これも大した問題ではありません。
   
(私の死因は肺癌か肝硬変に間違い無く、それで結構だと思っています。
   余談ですが9月21日は敬老の日です。昔は市役所からお祝いの記念品を配っていた
   様に思うのですが、私は何も頂いていません。行政も長生きなどして皆様に迷惑を
   かけるのはエエカゲンにして早くあの世にでも逝ってしまえ!!と考えているのでしょう。)

お金にしたって、あればある様に、無ければ無い様に生きていけば良いのです。お金が無くたって、お姉ちゃんとデートが出来ない位で他に困る事などありません。当節餓死される方などおられません。
この歳になり子供も手を離れた事ですし、明日の事など心配せず、明日は明日の風が吹く!!世の中成る様にしかならない、心配した所で何も変わらないと、私の様にもっとお気楽に考えれば良いのにと、思わずにはおれません。
血液型性格判断など出鱈目だと思っていたのですが、賢妻の血液型はA型で、繊細で神経質、愚夫はO型でエエカゲンでずぼらな性格と、どうやら私共夫婦
(賢妻愚夫)には血液型性格判断は当っている様です。

そんな訳で家事の勉強をしているのですが、家庭の主婦業は本当に大変な仕事だと言う事がしみじみと分かりました。
結婚して40余年、私は外で仕事をしているのだからと、家事や育児は家内に任せ、殆ど手伝う事は無かったのですが、もっと早く家事労働が重労働だと気がつき手伝ってあげれば良かったと、今頃になり反省しています。
とは言うものの、テレビドラマなどで姑の嫁いびりの場面で障子の桟のゴミを手で掬い嫌みを言うお姑さんがおられますが、全く同様の事を日々経験をさせて頂いています。炊事の後、掃除をした後、洗濯の後、・・・・etc・・・しかしあれは嫁いびりや亭主虐めなどでは無く、有り難いご指導を頂いているのだと考える事にしています。
又単なる生活習慣の違いと性格の相違なのです。
世の若奥様、又私の様に家事手伝いを始まられたご主人様、決してお姑様や奥様を恨んだりしてはなりません。有り難いご指導を頂いているのです。   
  
(何故私達は毎日毎日三度も食事をするのでしょうか?食事の用意をし後片付けをし
   面倒でたまりません。・・・一日一食なら随分楽になれるのに・・・
   下着も毎日着替えたりせず三日ほど着れば洗濯も干すのもたたむのも少なくて済むの
   に・・・・・・貴君には私のストレスのたまり具合ご推察頂ける事と思います。)


もしも早くから家事の手伝いをしていたなら、仕事のストレスが5・家事のストレスが10・と併せて15ものストレスを受け私は耐えきれず、間違い無く若死にしていた事でしょう。
  
(私には家事のストレスは前職の証券営業のストレスの倍にも感じます)
現在の高速道路の収受員の仕事は全くストレスを感じず、逆にストレスを発散してくれます。マイナス4ですね!!
家事で10・のストレスを受けても仕事で4・発散出来、差引6・のストレスですので老いぼれの私でも何とか耐える事が出来るのです。
しかし、来年には退職せざるを得なく、その仕事も無くなります。
他にストレス発散の手段を待たない私は、果たして10のストレスに耐える事が出来るのでしょうか?
  
(ストレス発散には酒と煙草を増やすしかありません。
   たった一つ、主夫業で良い事がありました。自分で炊事する事で五穀枚や白麦米な
   ど食べずに白いご飯を頂く事が出来る事です。・・・・26年8月食品偽装の項ご参照)