五月に「誤嚥」につきお知らせさせて頂きましたので、今日は「耳鳴り」について御報告させて頂きます。
年寄り臭い話ばかりで少々恥ずかしいのですが、読者の皆様がたも私同様、老化進捗度の高い方々が多いと思いますので「同病相哀れむ」と対応策等、お教え願えれば幸いでございます。しかし「他人の不幸は蜜の味」とも言われますので、私の苦しむ姿が貴君の心の安らぎに繋がればそれはそれで結構な事でございます。
何時の頃からか、多分2〜3年前からだったと思いますが、耳鳴りがする様になりました。大して気になる音ではありませんが、ふと気が付くと頭の中でジージーと虫の鳴き声がしているのです。そしてしばらくすると何時の間にやら治まり聞こえなくなってしまいます。最初の頃はタマの事で時間も短時間で正常に戻っていたのですが、時を経るにしたがい発生頻度が高くなり時間も長くなってまいりました。最近では気が付いた時は何時も耳鳴りがしている様に思います。頭の中で常に鈴虫か松虫が鳴いているのですが、これはこれで何時も秋の風情があり結構な事でございます。
(蝉の鳴き声と表現される方もおられますが、蝉では喧しすぎます。
私には虫の声の様に聞こえます。)
昨年春の健康診断で右耳が高音を聞き取りにくいと難聴診断を受けましたが、昨年秋の検診ではその事を踏まえ慎重に聴力診察を受けた所、正常との判定が得られました。今春の健康診断でもやっと正常の判定を頂きましたが少しずつ聴力が落ちているのは間違いありません。。
(高速道路の料金所ではETC車と普通車の判別はLEDランプとブザー音
で行うのですが、ブザー音はピーピーピーとかなり高い音です。もしかする
と、私の耳鳴り・聴力悪化はこの音による職業病かも分かりません。・・・
労災認定を受けられるのではないか?、又これで障害者認定も・・・とか
自分に都合の良い事ばかり夢想しています。)
ネットで調べますと恐ろしい事が書かれていました。
ジージーと蝉の鳴く様な音の耳鳴りは突然耳の聞こえが悪くなる突発性難聴などが起こりやすい耳鳴りだそうです。突発性難聴とは突然片方の耳が聞こえなくなる病気で原因不明だそうで、悪化すると治療が困難なので早く病院に行く事が重要とありました。
そんな記事を読んでも私は病院に行く気は毛頭ありません。私の耳鳴りは蝉の鳴き声では無く虫の鳴き声なのです。それに仮に難聴になったとしても片耳が聞こえなくなるだけなのでしょう!!耳は二つもあるのです。もう一つの耳で聞く事が出来ます。片方の耳が聞こえないと仕事はやりにくいかも知れませんが、どうせ私の仕事はこの秋までしか出来ません。その後は無職になるのですから日常生活で片耳が聞こえない位なんでもありません。
逆に奥様の苦情やお叱りが聞こえず、こんな有り難い事は有りません、常に聞こえない方の耳を奥様に向けていれば良いのですから。
又これを原因に勝手聾(つんぼ)になる事も出来るでしょう。
30歳頃、飛蚊症(ひぶんしょう)になりました。当時そんな症状がある事を知らず目の病気になったと思い眼科で看護婦さんに症状の説明をした所「若いのにお気の毒に」と言われました。私は「大変な病気になってしまった、これから幼い子供二人を育てなければならないの・・・・生命保険を増額しようか?」などと考えながら診察を受けた所、飛蚊症で心配いらないとの診断を受け安心した事が有りました。
今思えば看護婦さんは網膜剥離と勘違いされたのでしょう。以来40年近く飛蚊症とお付き合いしていますが、何時の間にか全く気にならなくなりました。
これと同じです。耳鳴りなど気にせず、虫の鳴き声と楽しんで行きたいと思っています。
追記
睡眠中にコムラ返りを起こす事が増えてまいりました。足を蒲団の外に出し眠ってしまい冷えた時に起こる事が多い様です。強烈に痛く起きてからも暫らくビッコを曳かねば歩けません。子供の時に水泳中に起こった事が今では睡眠中に起こるのです。スイエイとスイミンとの間には60年の歳月が有りました。
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